音叉と「ハ長調ラ音」、音のチューニング(調律)のお話
こんにちは!
イルミナカレッジ西小山校の職員Oです。
突然ですが、みなさんは何か楽器を演奏したりしますか?
私は昔、ピアノを少しだけやっていました……。(本当に少しだけ)
楽器を使われている方はお分かりになるかもしれませんが、楽器には調律(チューニング)が必要です。
音を合わせるのはとても難しく、専門の道具や技術が必要です。
そこで使われているのが「音叉(おんさ)」という道具です。
「音叉」は、特定の音を出すための道具です。フォークみたいな形をしていて、叩くと「ポーン」という音が鳴ります。この音は、いつも同じ高さ(周波数)で出るのが特徴です。 世の中で一番よく使われている音叉は、「440Hz(ヘルツ)」という音を出すものです。 実はこの「440Hz」の音が、楽器でいう「ラ」の音に当たります。私たちがよく知っている「ドレミファソラシド」の「ラ」ですね。特に、ピアノの真ん中あたりにある「ラ」の音と同じ高さです。
これを「ハ長調ラ音」と呼びます。
世界中で「このラが基準だよ」と決められているので、いろんな楽器のチューニング(音合わせ)にこの音が使われます。 最近では音叉よりも、スマホのチューニングアプリを使われることも増えているようです。
調律、音叉、そしてハ長調ラ音。昔ながらのチューニングは大変だったのだなぁと、改めて思う今日この頃でした。
梅雨を前に気候が安定しない日が続きますが、みなさん体調に気を付けてお過ごしくださいね!
