傾聴のはなし
「友達の話を聞いてるはずなのに、よくわからない…」
「相談されたけど、なんて返したらいいかわからなかった…」
そんな経験、ありませんか?
実はそれ、“傾聴”がカギかもしれません。
こんにちは。イルミナカレッジ西小山校 職員Sです。
先日、西小山校では傾聴についてのプログラムを行いました。
「傾聴(けいちょう)」とは、相手の話を注意深く、心をこめて聴くこと。
ただ耳で聞くだけではなく、「この人は何を感じてるんだろう?」と気持ち
に寄り添う姿勢のことを言います。
たとえば。
友達が「人間関係でつらい事があった…」と話してきたとき、
すぐに「大丈夫、なんとかなるよ」と励ますよりも、
「そうなんだ、どんなところがつらいの?」と聞いてあげる。
これが、傾聴の第一歩です。
人は、「理解しようとしてくれている」「理解してもらえた」と感じたときに、
安心すると言われています。
傾聴には、次のような効果があります。
・人間関係が良くなる
・お互いの自己肯定感が高まる
・聴く力・共感力が高まる
・将来、社会で役立つコミュニケーション力になる
傾聴の3ステップ
① 相手を見て、うなずく
目線を合わせ、うなずきながら話を聞くことで「ちゃんと聞いてくれてる」と伝わります。
② 気持ちを言葉で返す
「つらかったね」「嬉しかったんだね」など、相手の感情を言葉で返す。
③ アドバイスを急がない
相手が求めているのは「正解」ではなく「理解」。
意見を言うのは、相手が「どう思う?」と聞いてきたときでOK。
参加した利用者さんも、ロープレを通していろいろな気づきがあったようです。
傾聴は、特別なスキルではありません。
「相手を大切に思う気持ち」を、聴くことで表す方法です。
相手の気持ちを受け止めることを意識してみましょう。
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